ベジタブルセンターUFOのプロフィール
有限会社ベジタブルセンター UFO は、北九州市で最大の野菜の経営面積と出荷実績を有する農業生産法人で、すいか、キャベツ、トマトの 大規模生産を実現しています。
UFOという名前の由来
法人名の「UFO」は設立時のメンバー3名の頭文字をとって命名し、区のシンボルであるかっぱをUFOに乗せたロゴは商標登録しています。
UFOの巧みな作業
完熟の時期を揃えてすいかを収穫できるように、ある程度の大きさになると色分けした着果棒をすいかの近くに立て、その色ごとに収穫していきます。
こうすることで 広い畑でも一目瞭然でその日収穫するすいかが分かり、1つ1つ確認する手間が省けます。
畑からトラックで運ばれたすいかを荷台から直接選別台に移しますが、荷台と選別台の間には距離があります。
すいかを落とすリスクを減らし、なおかつ効率的に流れ作業をするため、 手造りのクッション付きはしごを渡してすいかを選果場へ転がします。
その先では女性社員が布巾を使って瞬く間に皮の汚れを落とします。その後、男性社員がすいかを叩いて、その音で瞬時に4種類の等級に分け、それぞれのレーンに流し、その先で重さを量って出荷箱に入れます。
その際、重さを量った人から出荷箱に入れる人へとすいかを投げて渡す熟練の技は見事で、その光景を見にくるお客様もいるそうです。
すいかの 収穫量は多い日で2tトラック4台分にもなり、取材時はトラック2台分(約700個)をわずか1時間程で処理していました。
最盛期でトラックが足りない時は荷台にピラミッド型で積むこともあるそうです。
UFOのチームワーク
社員それぞれに畑を任せており、聞かれない限り指導はしません。社員は美味しいすいか作りを実践から学びます。
収穫したすいかの出来がふるわなかったとしても、翌年に活かせばよいと怒ることはありません。
一方で、良いすいかができた時には社員を思い切り褒めるそうです。
これによって、社員のモチベーションは上がり、技術力だけでなく、責任感も自然と付いていくそうです。
「農業は強制的にやらせるのではなく、興味がある人にやってもらうことが1番です。社員はみんな農業が面白いと思って取り組んでいます。」と話します。
それは、社員に対し信頼と期待を寄せる藤嶋さんと、それらを力に変える社員とのチームワークから生まれたものに違いありません。
「出会い」を生み出すUFOすいか
「UFOすいかを食べて美味しかったので、UFOの直売所を探して訪ねてきました」
「社員の笑顔あふれる働きぶりを見ると元気をもらえるからつい直売所に寄ってしまう」という言葉をお客様からいただくと、UFOを設立したことで、出会える人の輪と自身の視野が広がったことを実感します。
現在は九州から関西地方までしかUFOすいかは出回っていないそうですが、玄界灘の潮風に乗り、かっぱを乗せた UFOすいかはどこまで飛んでいくのでしょうか。
いつか全国でかっぱ印のすいかに出逢えることを心待ちにしています。
収穫時期
会社概要
会社名 | 有限会社ベジタブルセンターUFO | ||
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設立 | 1993年4月 | ||
代表者 | 藤嶋 宏明 | ||
所在地 | 〒808-0124 福岡県北九州市若松区大字安屋479-1 |
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電話番号 | 093-742-2668 | FAX番号 | 093-742-2668 |
事業内容 | 農業法人 |